株式会社エヌ・ティ・ティ・データ四国の求人情報・企業紹介・口コミを紹介

この会社はとても伝統的で格式を重んじる文化を持ってます。スーツを着ていることと、メールを主なコミュニケーションツールとしているところからも、その保守的な雰囲気がわかります。新卒の研修期間が2～3ヶ月と長く、その後も成長をサポートする体制が整っているけど、残業は比較的多いので、そこは覚悟が必要です。

また、NTTデータの子会社であり、親会社に準ずる運営がされてます。労働組合が強く、その活動に参加することが暗黙の了解となってます。社長が頻繁に変わるので、会社の雰囲気が変わることがあるけど、現場の組織体制や文化は大きく変わりません。なので、組織の変革を望む人には物足りなさを感じるかもしれません。

自社商品の開発よりもNTTデータからの案件が多く、創造性や革新を追求するよりも、確実な業務遂行に重点を置くところがあります。これは、個人の功績を前面に出すよりもチーム全体での責任を大事にする文化と繋がっているんだと思います。逆に言えば、個人が目立つことを望む人には合わないかもしれません。

しかし、社内の雰囲気は良く、社員同士の関係性は良いです。福利厚生はしっかりしているし、給与水準も業界平均以上です。繁忙期には徹夜になることもあるけど、努力や貢献はきちんと評価され、報われる環境です。

安定性と慣習を理解できて、チームワークを大切にする人にはあっている企業だと思います。しかし、変化を求める人や個人の能力を最大限に発揮したい人には、物足りなさを感じるかもしれません。

SE職として働いた私の経験から感じた、この会社での「働きがい」についてです。

まず、この会社はNTTデータの子会社なので、大規模なプロジェクトに関わるチャンスがたくさんあります。これは間違いなく、日々の業務に大きなやりがいをもたらしてくれます。仕事の性質上、SEには一定の適性が求めらるけど、自分のスキルを活かして挑戦できる場面がたくさんあります。

しかし、会社の評価制度については、完全な絶対評価ではなく相対評価が採用されているので、成果を出してもその評価が期待通りに反映されないこともあり、たまにモチベーションに影響を及ぼすこともあります。また、年功序列の要素や上長の評価の不透明さが、着実なキャリアを築く上での障害になることも。

でも、大切なのは、配属されるプロジェクトやチームによって働きがいや職場の雰囲気が大きく変わるというところです。自分に合ったプロジェクトで働くことができれば、毎日の仕事はとても充実したものになるし、大手企業の子会社という安定した環境の中で、技術的なスキルアップを図りながら働くことができるのも大きな魅力だと思います。

この会社では、男女差別を感じることなく、誰もが平等にキャリアを築ける環境があります。男性が多い職場だけど、性別による扱いの差を感じることはないと思います。また、SEを目指す女性にとっても、甘やかされることなく、自分の実力を試すことができます。

出社時間に柔軟性があり、時短勤務のような働き方も可能で、ライフスタイルに合わせた働き方を選択できます。これは子育てなどで時間に制約のある方にとって、とても魅力的なポイントです。ただし、今のところ女性管理職は少なく、全体の女性比率もまだ低いけど、最近では女性の採用が積極的に行われていて、これからもっと改善が期待できると思います。

女性の立場が弱いと感じたことはなくて、性別に関わらず能力を発揮できる環境が整ってます。女性でIT会社でのキャリアアップを狙う人にとって、この会社はとても良いと思います。また、活躍している女性が多くいることも、新たな女性社員にとって大きな励みになってます。

この会社では、基本的にはカレンダー通りの勤務が基本で、年間休日や夏季休暇は積極的に取得することが推奨されてます。実際、有給休暇の消化は評価にも影響するので、休暇は取りやすい環境が整ってます。多くの社員が年間約20日の休暇を取得しています。

しかし、プロジェクトによっては繁忙期や慢性的に忙しいプロジェクトに配属されると、サービス残業が多くなったり、休日出勤を余儀なくされることもあります。これは部署やプロジェクトによって違うので、調整が難しい面もあります。残業が多くなることもあるけど、多くの場合、翌日の出社時間を調整するなどの配慮がされてます。

繁忙期を除けば、基本的にはプライベートを充実させることができて、バランスの取れた働き方ができます。

ワークライフバランスを重視する人にとって、この会社はとても魅力的だと思います。ただし、プロジェクトの選択や、時には自己管理が必要なことを念頭に置いておいた方がいいです。柔軟な働き方をするためには、自分自身で休暇の取得や勤務時間の調整をうまく行う必要があります。

この会社では働きやすさを実現しようとする文化があるので、より良いワークライフバランスを目指して日々改善が進められてます。